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藤井オート ポルシェ親父雑談


ポルシェ親父雑談
今後 諸々判断するうえでのご参考になれば幸いです。

昨日の続き 2014/12/13・ナロー ポルシェ購入は、よく調べてから!!

番号だけで話をすれば
「☆6******☆」は73年のカレラの製造番号***番 ということです。

例えば
「911/83」は73年のカレラのエンジンであることを表す番号です。
この番号はあまり規則性はなくて911/52が2.4LのTですし 911/62が同じだけどUSA Sportomatic のエンジンです。
911/53が2.4LのS、そのスポルトマチックミッションが911/63といった具合です。

製造から41年、その履歴がどこまで正確なのか検証するのは大変難しいです。
昨日までサーキットで走っていたはずの車が、くしゃみして振り返ったら「レース未使用」になって売られていることすらあります。
狭い業界なので「どこの」「だれが」とか言ったことについてはコメントできませんがね!
誰が本当のことを言っていて、誰が嘘を・・・と言っていてもキリがありません。

親父の雑談ですが「走る現車が手元にあるだけ十分マシ」だと思います。
車の売り買いの中で、勘違いや小さな言葉の行き違い、解釈の違い、嘘など、いろんなものが重なって混沌としていきます。
それを正すこともまたオーナーの使命と捉えて、いかなる形で車を現代に「呼び戻すか」賢明な判断をされるのが宜しいかと思います。

ポルシェの部品は幅広い年式にわたり共通の部品を使用していることが多く73年の911だけで話をしても、一番性能の低いTのエンジンにピストン、シリンダーカムシャフト、吸気関係補器、メカニカルポンプを合わせればシリアルナンバーはTでもRSと同じエンジンが出来ます。


注意!!
☆☆☆ 刻印の打ち直し?や書体について・・・
長い車歴の中で、走るポルシェとして維持されるために予算などの都合や、その当時の部品供給の都合で違う番号の同じ部品が使われていてもおかしな話ではなく、またそれが善意にせよ悪意にせよ「違う番号」よりは「同じ番号」を打ち直すといったこともあり得たでしょう。
「打ち直し」を肯定しているわけではなく必要であると考えるなら、そうした部分も「レストア」していけばいいわけでポルシェが走るには何ら支障はないということです。
単なる親父の独り言として聞いていただければと思いますが…
「”騙す気”で打ち直したなら、もっと上手にやっている。」 と思います。

きっと部品がないとか予算がないとか、なんらかの障害があった中で「なんとしてもこのRSを走らせねば!」と奮戦した結果が「ああ」で後世にそうした事実を残そうとしたのか・・・途中でうやむやにされたのか・・・
そうしたことも含めてあえて「打ち直しています」感を残してやったのか・・・
ま、こうしたこともまた歴史ですので、想像しながらお酒飲むのも一興かと・・・

余談はさておき
レストアしていく上で、できる限り「思惑の絡まない」検証が必要だと思います。
幸い、今年に入って日本からでも「車両出生証明書」の発行をしてもらえるようになりました。これが第一歩かと思います。

RSに関していうと、長い歴史の中で様々な書籍などが出版されその中で様々な情報が氾濫しておりますが間違いが訂正されないままのものもありますし正しい情報であるがゆえに「欲しい情報」を覆い隠す「手段」として使われてしまうこともあります。

ポルシェジャパンから出生証明書を取得することから始めてみてはいかがでしょう?
http://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/classic/certificateofauthenticity/

もし記録がしっかりと残っていれば車台番号とともに、エンジン、ミッション、外装や内装の色や仕様といったそのRSが産まれた時の情報が残っている限り「正式な証明書」として出てきます。

それを手がかりに「乗りながら」「直して」いけばよいのではないでしょうか?
そのRSを負の連鎖から救い出すか否かといったところです。

以上
藤井オート ポルシェ親父雑談でした。ふう・・・
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車購入時・売る時の注意!! | comments(1) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

>それを正すこともまたオーナーの使命と捉えて、いかなる形で車を現代に「呼び戻すか」

資金、時間、情熱、行動力・・それを楽しめる事でしょうか。
ただ、未だにちゃんと直せば十分に走れるのは(特に部品供給)凄いと思います。
国産では有り得ない事です。
青森NA8C | 2014/12/14 9:00 AM
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