タイミングベルトの交換時期
 車を仕入れる時、外装の傷や内装の汚れ、エンジンを含めた各機関の調子を見るのは当たり前ですが、それに加えて重要なのが、過去の点検整備記録です。
なぜ点検記録が重要かと言いますと、点検記録が整備の履歴になるからです。整備された車の場合は、仕入れた後、あまり整備にお金が掛からないからです。
特に外車は、タイミングベルトの交換歴が非常に重要になります。
日本車のタイミングベルトは平均10年・10万Km持ちますが、輸入車!!特にイタリア車・フランス車・一部ドイツ車などは、1・2年2〜3万Km前後で切れてしまうケースが多いので、予防策として3万km位を目安に交換するのが一般的になっています。(対策済みも同じ?信用できない!クレーム対象なし・修理作業性が悪く・修理高額・・・)
日本車(全てでは無いと思いますが・・・)などは、たとえタイミングベルトが切れても、修理作業性は外車より良く・修理金額もエンジン関係が破損しなければ、10万円前後で終わります。
輸入車の場合、タイミングベルトが切れると、バルブとピストンが干渉して、バルブが曲がったり、ピストンが破損したりして、莫大な修理代が掛かります。日本車と輸入車のタイミングベルトを比較しても見た目は同じようですが、どうして外車は3万km位しか持たず、日本車は10万kmも持つのでしょうか?
輸入車のタイミングベルトは消耗交換部品として考え、定期的に交換することを前提に作られているのでしょうか?
もしそうならば、比較的容易に交換が出来なくては、と思うのですが、特にイタリア車の交換作業は結構大変です。中にはエンジンを下ろさないと交換出来ないような車も珍しくありません。エンジンを下ろさないまでも、交換が非常に大変な車が多く、交換工賃を聞いてビックリするお客様が多いです。
輸入車のタイミングベルトはなぜ良く破損するのか?
1)設計上自体に問題が有る場合。
  設計上のベルト自体の材質が悪い・油脂類が付着してベルトの材質が
  劣化し切断に至る。エンジンの圧縮比が高くてベルトに負担が掛かり
切断に至る。

2)補機類に問題がある場合。
  ウオーターポンプ・オルタネーター・エアコンなどベルトによって回転  されている補機類のベアリング等に不具合が生じてベルトに過大なテン  ションがかかり物理的に切れる。過大な熱量がベルトの材質劣化を引き  起こす場合も考えられます。

  HP整備・中古車購入時の参考に!!
| しっかり車の管理を! | 14:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バッテリーの寿命
国産バッテリーは、5年以上の使用はざらですが、輸入車の場合は2,3年でダメになるケースが多いです。車の使用状況によって寿命は変わりますが、それにしても、輸入車のバッテリーの寿命は短すぎます。
国産のバッテリーが弱ってくると、セルの回りが弱くなるなどの兆候が見られるケースが多いですが、輸入車の場合は、ある日なんの前触れもなく突然ダメになるケースが結構多いです。
信号待ちしていて急にエンジンが止まる・買い物の行き帰り・いつものようにエンジンをかけようとしたらかからないなどなど・・・急いでいる時に限ってなりますね・・・
そうなると、ロードサービス等に頼んだりして、余計な費用や時間が掛かります。そうならない用定期的(2,3年に1度)にバッテリーの交換を勧めています。
輸入車の場合、バッテリーの規格が日本車とは微妙に異なっている為、量販店等で売っている格安品が使えません。交換サイクルが短いのに、高価な物を買うしかなく、輸入車の維持費の高さに直接結びつきます。
最近ではネット通販などで、比較的割安なバッテリーが出回っていますが、交換を必要とする時は急を要します。最寄りの量販店で高価なバッテリーを買う事になります。
ボンネットを開けてバッテリーを見ると、輸入車は国産車の同一クラスに比べ、大きい容量を使用しています。車の電気関係の装備を見ても、国産車の方がオーディオやエアコンなどの装備が多く、電気を多く使用しているのに、どうして、輸入車のバッテリーは寿命短いのでしょうか?(ほとんどがバッテリーの中の電極板が脱落しています)

自動車などのバッテリーは、2006年春ごろからリサイクル義務付けになるそうです。

| しっかり車の管理を! | 08:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
粗悪燃料事故例
粗悪燃料事故例 1
車のエンジンに異常が発生し、原因不明・・・ お客様と問診後 
ガソリンを確かめたところ、通常よりも色が薄く、揮発性がなく・触った感触も違う???・・・
給油先のガソリンスタンドの領収書確認後・問い合わせしたが、スタンドの接客態度は当初から悪く、説明もその都度食い違い、逆に車の自己管理を問われた。話し合いもできない上に反対に脅かされた・なん癖をつけられる!!・・・ (いくら欲しいのだ!??・・・・・)

粗悪燃料事故例 2
当社で整備後、三泊四日の旅行先でエンジントラブル!代車をキャリァカーに積んで現地へ・・・
いつも穏便な古いお付き合いのお客様から罵倒!! 故障車をキャリァカーに積んで元気なく帰途・・・
故障原因 デトネーション(異常爆発)によりピストンの一部が溶けています。(プラグが熔けているので、シリンダーヘッドを開ける)
信じられない?
2番・3番のプラグ・エンジンピストンが熔けている・・・ 排気マスラーから黒いスス・・・ 触媒センサーが熔けている等?? お客様に即連絡・問診・給油先のガソリンスタンドの領収書確認後 スタンドに問い合わせ!
車の修理費も相当なものだが、スタンドの誠意のない対応に納得できない。

上記2件の事故例は只今問い合わせ中です。相手(スタンド)は、逃げの一手ですが、時間をかけて追い詰めます。もちろん訴訟をおこします。ハッキリとさせます。結果は後日記載します。

デトネーション(異常爆発)とは
点火時期のズレや、粗悪なガソリンやオクタン価の低いガソリンを使った場合に起こるデトネーション(異常燃焼)によって起こったり、冷却水の循環が通常通り行われなかったり、潤滑油がなんらかの理由で供給されなかった場合、シリンダー内部が超高温になって、シリンダーやピストンの一部が溶けてしまいます。
なる原因は、
点火時期のズレ・粗悪なガソリン・オクタン価の低いガソリン・冷却不足・潤滑油(オイル等)劣化・潤滑供給不足・シリンダー内部が超高温になって、シリンダー破損・ピストン等が熔けます。

| ネットオークションにご注意を! | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
粗悪燃料!!
粗悪な燃料
前々から粗悪な燃料はありましたが、最近は特にひどい!!
ハイオクでも同じ!! ひどい!!の一言です。
普通よくある粗悪ガソリンの「混ぜ物」は、ガソリン成分の単価より安い物で、灯油・軽油・洗い油のような粗悪軽油・まだいろいろな成分配合があると思いますが詳しくは分からない。専門家に任せます。結論!!要するに燃えれば良いである!
粗悪ガソリンを入れるとオクタン価が低いためノッキングが発生し、使用し続けるとエンジン破損・触媒を痛める・燃費が悪くなる(成分が不完全燃焼・噴射ノズル等に付着し、十分なガソリンが流れなくなる)・車の寿命が縮まる等の症状が出る原因になります。信用のあるスタンドでガソリンを入れるようにしましょう。と言いたいのですが?
スタンドによっては大手の看板を掲げながら(SQマークが貼ってある店でも)、どこから持ってきたかわからない粗悪なガソリンをレギュラーとして販売をしているところがあります。(激安スタンドに多いのですが・・).安くても使わない方が無難かも!! ハイオクがレギュラーガソリンだったりして?・・・・・ 
規制緩和で外国産粗悪ガソリンが輸入される可能性があるかも??

ノッキングとはエンジンが異常燃焼をすると発生します。適正な量のガソリン成分で適正なタイミングで点火され、きちんと燃やされなければ異常燃焼原因になります。もちろん粗悪ガソリン以外でも、点火系の不良・エンジン内部のカーボン(すす)の汚れ・エンジンを制御するコンピューター系統等の原因でノッキングが発生します。(整備不良車)
| ネットオークションにご注意を! | 11:41 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |

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