新古車2 新古車明細説明
参考例
:新車価格 300万円(メーカーオプション含む)、排気量2000CC
車両重量 1400kgの場合
新車時の諸費用(税金等)明細は(4月登録)
・自動車税 39,500 円
・取得税 150,000 円
・重量税 37,800 円
・自賠責保険 42,800 円(37ヶ月)
・リサイクル料 15,700 円
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合計 285,800 円
:新古車 新車登録4月車の場合
新古車登録(6月登録)
諸費用明細
・自動車税 29,600 円(注意1参照)
・取得税 91,900円(注意2参照)
・重量税 0円(注意3参照)
・自賠責保険 0円(注意4参照)
・リサイクル料 1 5,700円(注意5参照)
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合計 148,600円
諸費用だけ見ても、約148,600円の差、新古車の方がかなり得。
費用の上では得をする新古車ですが、その他の部分では問題ありです。
1.自分の好みの車色やグレード、メーカーオプションが装着された車が選べない! 多少の妥協が必要!
2.登録から1,2ヶ月経過している車もあるので、車検期間が短くなる
3.一旦、使用者からディーラー名義になるので、実質上ワンオーナーではなくなることもあるが、この場合はワンオーナーとして認められる。
新古車と言えば不人気車や不人気車色等だったりしましたが、最近は知名度が高くなり中古車店ですぐに売れるようなりました。
新車を検討している方、希望する車と同じ条件の新古車があれば、購入候補の一つとして考えてみてはどうですか?新車の見積もりと比較すれば、得であるに違いないと思います!
但し、
注意(1)自動車税39,500円
新車も中古車も金額は同じですが、全所有者車両登録日から新名義変更人登録日がおなじ月日でないと自動車税は変わります。また都内登録ではなく他府県の場合は、登録時に自動車税を県に支払い!東京で支払われた自動車税は前所有者に戻ることになるので、購入するときはトラブルに要注意!!一般的にはどの県で登録をするかを購入時に販売店と良く話し合う。返金になるのか?ならないのか?
注意(2)取得税91,900円
取得税の計算は各都道府県によって多少の違いがあり、今回は東京都の残価率で計算しました。
新車の場合は車両価格の90%が課税価格になり、取得税はその5%です。
新古車の場合は新車の課税価格に使用年数分の残価率を掛け、その5%が取得税となります。(今回は1年目なので残価率は68.1%)一般的に新古車の車両価格は新車の値引き後の価格よりも、安い価格に設定されている事が多いので、諸費用の安さと共に、合計金額は更に安くなる。
注意(3)重量税0円
新車時に支払い済みなので不要です!通常購入車両代金込みの金額ですが、販売店によっては月割り計算をして諸経費に計上して儲けます。購入時に販売店と良く話し合う。(トラブル原因)
注意(4)自賠責保険0円
新車時に支払い済みなので不要です!通常購入車両代金込みの金額ですが、販売店によっては月割り計算をして諸経費に計上して儲けます。購入時に販売店と良く話し合う。(トラブル原因)
注意(5)リサイクル料 15,700円
最終使用者が負担をします。
重量税と自賠責保険の二つについては中古車販売店の儲けになるので、顧客へ請求したり、しなかったりします。諸費用は要注意です。
取得税脱税事件(新古車の場合)
参考例の新車取得税150,000円と新古車取得税91,900円はどこで判断するか?《一般的に新古車の車両価格は新車の値引き後の価格よりも、安い価格に設定されている事が多い》ここに新古車の価格を一番低い金額で申告をする。(取得税の確定金額に上限・下限がある)お客には上限金額、申告には下限金額この差が儲け!
中古車でも取得税は付かないのに高額車種・人気車種のため店頭では取得税が付く金額で販売をし、お客から取得税をとる。(注意(2)参照)諸費用の内容など、しっかりチェックしましょう!
つい最近有名ディーラーが、マスコミ関係にたたかれていましたね!覚えていますか?