藤井オート 自動車法令基準が厳しくなっています。
2017.01.31 Tuesday name :
fujii-dienst
去年12月と今年1月・2台車検不合格車が有りました。
1台は、最近改正された法令でした。
アンダーカバー角度が見えないために、アンダーミラー又はカメラの装着義務付けです。
厳しい内容で、アンダーミラーは、溶接又はリベット固定かカメラ装着ですが、配線は3Cm以内の収容規定でした。
お客様の要望でカメラにしましたが厳しい基準内容でした。
もう一台は、サスペンションのドライブシャフトブーツから蟻の一穴ほどの穴からドライブシャフトブーツグリス漏れでした。
ドライブシャフトブーツ周りをきれいにクリニングして瞬間接着剤で穴を塞ぎまして、検査合格でしたが、いずれはドライブシャフトブーツ取り替えないと破損します。
来月2月から法令内容が変わります。
★メーターパネルにある警告灯が点灯している車は車検通りませんよ!! ★
車検検査が来月(2月)から変わり、運転席のメーターパネルにある警告灯が点灯している車の検査は不合格になります。
独立行政法人の自動車技術総合機構曰く、特に古い車は車検前に十分に整備をしてから受検することをお勧めしますだとね!!
と言っても・・・
メーターパネルの警告灯点滅修理は、大変な作業なのを知っていますか!!
半端ではない修理ですよ!!
先ずは どこから!! の原因追及が大変です。
配線・センサー・リレー・メーターパネル内・接触不良・・・ etc・・・
品質(材質)コストダウンの影響トラブルも・・・
恐らく お客様との修理トラブルが出ますね!! 時間(費用)が掛かる修理です。
治すのではなく!! その場しのぎのだまし修理で合格する車が増えると思いますよ!!
でもね!! 騙す技術力があるなら!! 治した方が早いかもね??
車のことを知らない人が作る法令は!! 親父!! 理解できないです!!
各検査場も来月から騒がしくなると思いますね!!
ユーザー(奥様)車検!! 頑張って!!
藤井オート 再記載 K-Jetronic
2017.01.26 Thursday name :
fujii-dienst
K-Jetronic 質問回答
エンジン調整は間違いないと言う前提で先に進みます。
1)プレッシャーメーター(スリーウエイ)で、システムプレッシャーとコントロール プレッシャーを測定します。 冷間時〜温間時
2)フューエル ポンプのプレッシャーと吐出量を測ります。(リターン30秒の量)
3)コールドスタートバルブ・サーモスイッチ・エアーバルブは、冷間時期に作動していますか?
4)要注意!! 燃料漏れ確認
5)車種によってデーターが違いますので調べてください。
6)フューエル ポンプ 燃圧 5bar(車種によって異なる)
7)コントロール プレッシャー 冷間0bar ⇒ 温間3.7bar
Boschの部品番号は10桁です。
0から始まる番号は製品・1・2・3〜9から始まる番号は部品です。
分かる範囲で調べてください。
a. フューエルディストリュービューター 0438 1** ***
b. エアーフロー センサー 0438 120 ***
c. エアー レギュレーター 0280 1** ***
(又は0438 ******)
d. ウォーミングアップ レギュレーター 0438 14* ***
又はコントロールプレッシャーレギュレーター
e. アキュームレーター 0438 17* ***
f. コールドスタード バルブ 0280 *** ***
(又は0438 ******)
j. フューエル ポンプ 0580 25* ***
h. サーモスイッチ 0280 *** ***
(又は0438 ******)
とても大事なことなのでお願いします。
エンジン・オルタネーター発電量・バッテリーは、間違いないと言う前提ですよ!!
イラストは前回記載しましたので省略します。
治るまで付き合いますよ!!
藤井オート 技術問い合わせ
2017.01.25 Wednesday name :
fujii-dienst
最近ボッシュ技術問い合わせが多いですね。
特にK−ジェトロニック関係とD/L LH関係が多いですね。
メカニカルインジェクションポンプの問い合わせも多いですね。
恐らく 親父が思うには・・・ 1960年・1970年・1980年代頃の車修理が増えたと思います。
もう30年以上経過した車です。当時の車修理していた修理人も数が減ってきました。
当時の技術を今の若い修理人に教えたいけど時代が違いますね。
何しろ 診断機(テスター)がないと修理が出来ない時代です。
診断機(テスター)に頼り過ぎている。
親父時代はタイミングライト&ラジオテスターで修理をする時代とは違います。
基礎は同じでもね・・・
話しは飛びますが、去年 退職した車好きの刑事さん(KAさん)が、数年ぶりに遊びに来ました。
親父 サニーを修理してくれとね。
退職したので、暖かくなったら、サニーでドライブするのだよ。
時間もできたし・・・
KAさんと昔話に華が咲きます。
KAさんがふと言いましたね。 昔の事件は聞き込みが基本でしたとね。
今は 防犯カメラの設置場所探しだと・・・
KAさん苦笑いしながら、寒いテント工場で、ストーブを前に約1時間話しました。
そうか・・・ 自動車修理技術だけではないのだ・・・
時代がどんどん変わって行きます。
親父・・・ よき修理時代を思い出しながら、毎日楽しんで修理をしています。
毎日寒くても、気が付くと汗をかいています。
相変わらず遅いながらも・・・ 確実にいい仕事ができています。
技術問い合わせの親父回答で!! 治ったかな??
いつでも気楽に質問してください。
治るまで!! 付き合いますよ!!